掌編

原稿用紙1〜2枚で完結(?)する話です。
たまに山もオチも意味もない。
小説は縦書きになっているので、右から左にスクロールしてください。

“10”個

『僕らは10個単位で数えるけれど、キミらはどうなの?』『私達も10個です。ほら』 そう翻訳ほんやくされた異星人からのチャットと一緒に送られた写真には、どう見ても3つの小袋だけ。『本当に10個? 3個じゃなくて?』 返信一歩手前でふと気付く。…